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先輩保育教諭の声
広い遊戯室です!
おにごっこやボール遊び、かけっこなど思う存分走り回って子どもたちと遊べます。夏の暑さや雨を気にせず使える場所があるのはとてもいいなと思います。
園の周りは自然がいっぱいで、すぐ散歩に行けるところが気に入っています。
近くには園の広い畑もあるので散歩の途中で季節の草花やカタツムリやバッタ、カエルを見つけたり、野菜が生長していくのを見たりもします。個人的には数年前に育てたえんどう豆がとても印象に残っています。豆の蔓がどんどん伸びていくのを見るのも面白かったですし、豆をちぎったり筋取りをしたりするのが楽しかったです!
毎年恒例のさつまいもほりやジャガイモほりも大好きな行事のひとつです。地域のボランティアさんが助けてくださるので、子どもたちが自分で芋を見つけることができ。達成感を味わえるようです。
私も毎年園舎横のプランターでいろんな野菜を育てるようになりました。子どもたちと一緒に収穫して、給食などでおいしくいただいています。
理事長メッセージ
当法人の主体は、京都の東本願寺を本山とする浄土真宗のお寺です。戦後、近所の門徒さんから農繁期に家にいる小さい子どもたちを預かってほしいと頼まれ、私の父母が本堂で遊び相手になったのが始まりです。それ以来園舎を2度建て替え、現在の幼保連携型認定こども園安養保育園、保育所型認定こども園石海保育園に至っています。保育園を取り巻く環境は日々変わりゆき、私のような年齢を重ねた者にとってはその変化についていくのも大変な社会となってきていますが、保育園のあり方そのものは両親がお寺の本堂で始めた頃と変わりないと私は思っています。みんな違う「いのち」を生きていて、自分もお友達も同じ大切な存在なんだ、そんな大切なみんなと一緒に生きるって楽しいんだ、そう子どもたちが気付く初めての集団生活の場が保育園なのだと思うのです。
もちろん保護者の方や働く先生方、地域のみなさんも大切なひとりひとりです。お互いを尊重しながらそれぞれの立場で子どもさんの成長に関わっていく、大人にとっての保育園はそういう場でしょう。ただ、そんな理想的な状況になりにくいのが現状でもあります。いろいろな人に出会う中で、時には嫌な思いをして落ち込む職員の姿も見てきました。
どんな仕事もそれぞれ大変なのは承知していますが、私は保育園の職員ほど大変な大切な仕事はないと思っています。同じ年齢の子どもさんを担当したとしても、子どもたちが違えば保育の仕方が毎年同じになるわけではないのです。教科書もない中で、毎年、その子ども達の発達の様子に合わせて毎日の保育教育を考えていく、それも、どの子どもさんにとっても成長著しい大事な一年です。先生たちのプレッシャーはいかほどのものでしょう。ちょっと残って翌日歌う曲のピアノ練習をしたり、部屋の環境づくりや日々の保育の準備に追われる先生方、今度はこんなものを子どもたちに食べてみてもらいたいと家で試作品を作ってくる調理スタッフ達を見ていると、胸がいっぱいになります。こんな大変な仕事なのにがんばろうと思うその原動力は何だろうか。それはやっぱり「子どもが好き」という気持ち一つだと思います。最近多い「自分さえよければいい」のかと思えるニュースを聞くと、誰かのために努力できるということは幸せなことだとしみじみ感じると共に、そんな職員たちがより子ども達に集中できる環境をどう作っていこうかと私自身も前向きな気持ちになります。
自分にできるかなと自信がない方、少ししか経験したことがないと不安な方、久しぶりにやってみようかなと思われる方、どんな方でも「子どもが好き」であれば大歓迎!一緒に子どもたちのためにがんばってみませんか?
理事長 松浦 暁了